アラフィフ独身介護士のミノタケ資産運用

身の丈にあった「頑張らない」投資スタイルで金融資産3500万円を目標にするブログ。圧倒的なパフォーマンス!とは無縁な平凡な人が普通にできる資産運用を語っていきたいと思います。

2020年03月

20200329コロナボード

こんにちはアラフィフ独身介護士のミノタケです。3月の投資内容記事です。私は今月買いまくって、その反省もあってその後の戻りで一部売って現金比率を増やして余裕を持たせた、という状況です。

 買いまくり内容を記した先行記事です。


先月から始まった新型コロナウィルス相場、騒動は相場は暴落からの戻し、騒動は中国・アジアから世界に広がりより深刻化、という状況になってきました。国内も言わずもがな、の状況です。私も神奈川県から一応都内に通勤して仕事しているので、都内封鎖なんてことも現実味を帯びてきた今は他人事でない気分です(まぁ、私は職種的に休めないと思いますが)。マスクのストックもまだひと月弱分くらいはあるのですが、最近はマスクを洗って使いまわしている状態で長期戦に備えています。

コロナウィルスは界面活性剤…石鹸などでウィルスを形作っている壁面部を壊せるので殺菌はできるようです。

さて、いつもの記事を書いていきましょうか。

(定期買付の部)
つみたてNISA
3月3日 楽天VT(全世界株式) 16,363円分
3月3日 楽天VTI(全米株式) 20,000円分

iDeCo
3月17日 スリム米国S&P500 11,415円分
3月17日 スリム全世界株式 11,414円分

ネオモバイル
3月10日 4666:パーク24 3株 1,931円 計5,793円 
3月10日 9984:ソフトバンクグループ 1株 4,300円

ネオモバイルで買い付けているパーク24が株価下落のおかげで2株ではなく3株買えました!(ネオモバイルの定期買い付けは株数指定は出来ず、買付け金額を指定する仕様)


(損切り、および利益確定の部)

ようやくM2JのFXポジションを全て解消し現金化できました。
損切額:-209,537円!!
えぇーと…1月からの損切り額を合計すると…
1,227,154円!!
なんとぉっ!120万円の損切りになるとは…お高い勉強代になってしまいましたね。でも95万弱の現金を確保できました!

現金化という意味では設定来長く保有してきたセゾン投信(買付け自体はずいぶん前に停止してましたが)とお別れしました。


セゾン投信売却詳細
あれ!?税金の額で見ると利益は2万円くらい?ショボっ(笑)注文を入れた時は4万円くらいの利益を見込んでいたんだけどなぁ(^_^;)。まぁ、ちょっと存在を忘れかけて利確が遅れてしまいましたね。

まぁそれでもセゾン投信はこれまでも幾度か利益確定して、私にとって良い投資先でした(^^)。リーマンショックの頃とか基準価格が7千円台とかありましたが、その頃の積立がよく効いてドルコスト平均化の威力を体験できた投資でした。さらば!セゾン投信!!君は良いパートナーだったよ!

(スポット購入の部)
投資信託
3月3日 楽天VT(全世界株式) 30,000円分
3月3日 楽天VTI(全米株式) 30,000円分

3月10日 楽天VT(全世界株式) 30,000円分
3月10日 楽天VTI(全米株式) 30,000円分

3月11日 楽天VT(全世界株式) 10,000円分
3月11日 楽天VTI(全米株式) 10,000円分
3月11日 iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 10,000円分

3月13日 楽天VT(全世界株式) 10,000円分
3月13日 楽天VTI(全米株式) 10,000円分

3月16日 楽天VT(全世界株式) 10,000円分
3月16日 楽天VTI(全米株式) 10,000円分
3月16日 iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 10,000円分

3月18日 楽天VT(全世界株式) 10,000円分
3月18日 iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 10,000円分

3月24日 楽天VT(全世界株式) 10,000円分
3月24日 iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 10,000円分

合計:
楽天VT(全世界株式) 11万円分
楽天VTI(全米株式) 9万円分
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 4万円分

「2月の投資内容」で予告した通りに結構買い込みました。目新しい買い物としては米国株のETFのQQQに連動する(小さく先物のポジもあるようですが)「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」が加わったことですね。

このiFree…は来月から定期購入もして行くことにしました。QQQはハイテクETFといった商品ですからハイテクのウェイトを少し重くしていこうという趣旨ですね。まずは1万円ずつですが、様子を見て増やしていくかもしれません。

ネオモバイル
3月2日 4666:パーク24 2株 2,203円 計4,406円
3月13日 4666:パーク24 3株 1,610円 計4,830円
3月18日 4666:パーク24 4株 1,510円 計6,040円

合計:4666:パーク24 9株 計15,276円

ネオモバイル証券の利用は「割高だと思っているけど優待が欲しいパーク24を少しずつ買っていくのに好都合」と思って始めたのですが頭に当たった形です(^^)♪ソフトバンクも激しい動きでしたが、元々宝くじ的な位置づけで買っているのでスポット買いは止めておきました。


米国株
3月5日 XOM $51.3 4株
3月9日 V $180 1株
3月10日 XOM $43.5 5株
3月10日 QQQ $198 1株
3月12日 VYM $76.18 1株
3月17日 GOLD $16.6 12株
3月18日 QQQ $180 1株
3月19日 XOM $34.0 6株
3月19日 DIS $84 1株



NISAを利用していた(今年から楽天のつみたてNISAに移行)マネックスの米国株口座に残っているドルを使ってXOMを買い増し。他も同様ですが、高配当株ETFのVYMは日本株も含めた配当金で入ってきたお金を使っての買付けです。

DISは前回の記事でも書いたように、あまりに安く感じたので衝動買いしてしまった感じですね(^_^;)

さて、いよいよネオモバイル以外の日本株の買い物について書こうと思います。先にもふれたように買いまくりましたよ(^^)

日本株
3月2日 2340:極楽湯 100株 348.0円 計34,855円(以下、手数料込み)
3月2日 2484:出前館 100株 932.9円 計93,389円
3月9日 2484:出前館 100株 800.0円 計80,099円
3月9日 4680:ラウンドワン 100株 722.0円 計72,299円
3月9日 8985:ジャパン・ホテル・リート投資 1口 58000.0円 計58,099円
3月10日 2914:JT 100株 2000.0円 計200,115円
3月10日 8985:ジャパン・ホテル・リート投資 1口 53000.0円 計53,099円
3月12日 8985:ジャパン・ホテル・リート投資 1口 50000.0円 計50,055円
3月13日 3197:すかいらーくホールディングス 100株 1450.0円 計145,115円
3月13日 8985:ジャパン・ホテル・リート投資 1口 42700.0円 計42,755円
3月18日 8985:ジャパン・ホテル・リート投資 1口 32000.0円 計32,055円
3月19日 3296:日本リート投資法人 1口 25000.0円 計250,275円
3月19日 8985:ジャパン・ホテル・リート投資 1口 25150.0円 計25,205円

いやー、買いまくりました(笑)その額、合計1,137,415円(手数料込み)

Twitterでもアドレナリン出まくりな興奮の日々を過ごしてしまいました(^^)


なんか変だな?感じてきたのはすかいらーく株が上げてきたあたり、私は理屈はわかりませんがこれまでの投資経験からの肌感しか働きませんでしたが、なんとも言えない気持ち悪さを感じました。このあたりで「は…ちょっと買い込み過ぎたかも(汗)」と少し冷静さを取り戻した感じ。これから乱高下はまだしばらく続くことが予想される中での反省が前回の記事になったわけです。

そんな反省もあって、反発した3月25日に一部売る判断を下しました。



売却
3月25日 2340:極楽湯 100株 401.1円 計40,055円(以下、手数料込み)
3月25日 3048:ビックカメラ 100株 951.2円 計95,021円
3月25日 3197:すかいらーくホールディングス 100株 1785.0円 178,385円
3月25日 3296:日本リート投資法人 1口 309500.0円 309,225円
3月25日 8985:ジャパン・ホテル・リート投資 4口 36160.0円 144,525円

利確、損切りないまぜで767,211円(ここから6千円くらい税金取られるけど(^_^;))現金戻しした形です。いずれも下がったら再購入を考えたい銘柄です。ジャパン・ホテル・リートはもう2口くらい売って、2口残して見に回りたいところですが売る機会はちょっと難しいかな?これだけ急激に下がるとは思いませんでした。

出前館も最近LINEによる子会社化の動きがあって暴騰しましたが、私は買いが早すぎてまだ買値は上にある状態です。うーむ、見立ては良かったと思いますが投資は難しいですね(^_^;)

今後も売り場があれば、一部売ってより軽くして大きくさげるタイミングを待ちたいですね。すかいらーくやビックカメラ、ジャパン・ホテル・リート投資ももっと安く買えるタイミングがまた来ると見ています。JTも買値(2,175円ほど)を上回る機会があれば、ちま売りしてセコく買い戻して買値を下げたい(^^)欲張り過ぎか。無理ならホールドです。投信の方は買い一方。仮想通貨はノータッチでした。正直、見てる余裕なかったですね。

投信を25万、日本株を40万弱の計65万(+米株$1500)ほど買い付けた私としては先月に引き続き「張った」月となりましたね。世間も株式市場も大変なことになってきてますが投資機会としてはそうはないという大チャンスが到来しています。投信はキャピタルゲインを、日本株は配当、株主優待狙いで拾っていきたいですね。

相場も、コロナにもどちらも生き残っていきましょう!

2月の同テーマの記事です。


米中新冷戦のはざまで日本経済は必ず浮上する
エミン・ユルマズ
かや書房
2019-11-27

こんにちは、アラフィフ独身介護士のミノタケです。新型コロナウィルスの流行に端を発した株式市場の大混乱が続いていますね。連日のように大暴落、高騰(日本株はあまり上げる様子は見られませんが…)が続いています。この相場の激しい動きに疲れてしまっている投資家の人たちも多いのではないでしょうか。



前回の記事で、

「株式投資とくに長期投資は本能に逆らう行為が必要です。含み益でも含み損でも、売りたい気持ちに逆らって保有を続けることが大きな利益に繋がります。」

とかエラそうに書いてしまいましたが(笑)、「売りたい気持ち」に逆らうのは楽勝でしたが「買いたい気持ち」をコントロールすることが全くできてませんです。50前にして私もまだまだ青いということですね…(^_^;)

できるだけシンプルな投資にシフトしていきたいと思っていながら、「うわっ!安い!!」と買いの手を抑えることが出来ませんでした。それでもこれまでの投資経験からかろうじて現金も残しているものの、明らかに「買い過ぎ」なくらい買ってしまってます。

(「QQQのインデックスファンド」というのは、大和証券投信の「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」のことです。以前ふれたことがありましたが「手数料が高め」「時価総額が小さくて償還リスクが高そう」という評価)


詳細はいつもの「3月の投資内容」でまた書きますが、予定通りに楽天VTやVTIのスポット買いは良いとしても、日本株ではリートや株主優待狙いでガツガツ、米国株のほうはこれまでの持ち株の買い増しが中心ですが「えっ、安くない?」とDIS(ウォルト・ディズニー)を1株つまんでしまいました。ランドの痛手はあるものの、巣ごもり銘柄でもあるしコンテンツ・ビジネスは強力ですしね。



全然シンプルになっていない…これはこれで「狼狽」買いのようにも思えます。そう言っていながらもまだ優待狙いで買いたい株やリートが下げたら買っていきたいと思っているのですけどね(^_^;)


ところでゴールド(金)の価格も崩れています。ついでに言えばビットコインもですが。金鉱株を買っている私としてもちょっと手痛いですね。しかしマーケットが落ち着きを取り戻せば(換金売りが収まれば)、資金が戻ってくるんじゃないかと想像します。

米国株投資で金鉱株のGOLDだけが中期程度のトレードを意識した持ち株です。金価格高騰のシナリオが崩れたと考えるなら、現金化してずいぶんと割安になった優良株やETFに買い増しに回すという戦術もありだと思います。本当に1ヶ月そこらでずいぶんと風景が変わりましたね。今、証券会社には口座開設の申込が殺到しているようですね。今始めるのは時期としては悪くないですが、激しい動きに耐えられるかな(^_^;)

しかしブログを書くと自身を客観視できるのがいいですね。もう少し定期的に書くようにしたほうがいいかもしれませんね(^^)




記事内でふれた「償還リスクが高そう」と言いつつ買ってるんかい!?なナスダック100連動インデックスファンドを少し取り上げています。

米中新冷戦のはざまで日本経済は必ず浮上する
エミン・ユルマズ
かや書房
2019-11-27

コロナは予想外でしたが、今後の流れの参考になる本でオススメです。


↑その読後感想

こんにちはアラフィフ独身介護士のミノタケです。つみたてNISAの定期買い付け日がダウが$1200戻した大反騰日を反映した約定になってしまって軽く損した気分です(^^)

dowJ

(ダウ・ジョーンズ~ダウ工業株30種平均株価~は7日間で$3939急落したが3月2日の1日で$1294戻した)

しかも同じ日に楽天VTIと楽天VTをそれぞれ3万円分ずつスポット購入(特定口座)してしまって損の上乗せ気分です。投信は買い付けから約定に時間差があるからしかたないですけどね。

ネット界隈(主にTwitter)を眺めると今回の暴落?に持ち株を売った…損切りした人が割と多いみたいですね。しかも元々長期投資のスタンスの人でもそのような行動に走った人が少なからずいるようです。

私も過去に覚えがありますから笑うことはできません。それだけ暴落の恐怖…いや手持ちの「お金」が減っていく、マイナスになっていくというのは精神的な負担を強いるものなのです。




特にインデックスファンドを積立投資している人にとって暴落はむしろ買値を安くできる、将来の含み益を大きくするための大チャンスです。「暴落はむしろ買い」というのがインデックスファンド投資派の本来のスタンスでしょう。

が!いざそれがやってくると怖い!!

「どんどんお金が減っていく…」
「このまま下がり続けそう…怖い、怖いっ!」
「苦しい…損切りしてでもこの苦しみから開放されたい!助けてくれ!!」

「ああっ、損を確定してしまったけどスッキリした!いい気分だ!!」

これが現実ってモノです。含み損を抱える、マイナスが増えていくのを受け入れるのは人間の本能にあらがう行為なのです。

私がこのようなことを知ったのは邱永漢さんの本でしょうか?もしかすると「ハイQ」のサイトのほうだったかも知れませんが。

邱永漢氏は2012年に亡くなられた台湾出身の事業家・作家です。投資に関する多数の書籍を書かれた「金儲けの神様」と呼ばれた大物です。いまや伝説の相場師・是川銀蔵との対談もある歴史上の人物ですね。

邱永漢さんの著作は分かりやすくて面白いのでオススメです。頭のいい人は本当にシンプルに事を伝えられますよね。

話が横道にそれましたが、株式投資とくに長期投資は本能に逆らう行為が必要です。含み益でも含み損でも、売りたい気持ちに逆らって保有を続けることが大きな利益に繋がります(短期のトレードであれば、また話は変わってきますが)。どうしたら本能にあらがうことができるのでしょうか?

1.生活防衛資金を設け、このお金は絶対に投資に回さない。
2.自分自身にとって最適な投資額/現金の割合を見つける。
3.積み立て投資にする。

以前に書いた記事と被ってきますが、この辺りではないでしょうか。

生活防衛資金は生活費の半年~1年分と言われます。収入がなくなってもそれだけの期間は生きていけるだけのお金のストックを持っておくことで「心の余裕」を確保することができます。投資は精神的な負担を強いることがあり得る行為です。可能な限り心の余裕を持てるベース作りが大事なのです。

自分にとって最適な投資資金/現金の割合を見つけるのはこれは経験して見つけるしかありませんが、今回の暴落で実感できた人も多いのではないでしょうか?生活防衛資金をのぞいて10%から80%前後までが投資に回せる限界だと思います。

初心者ほど低い割合から、自分の許容できる割合を測っていくようにしていくのが良いと思います。私はどのくらいだろう?やはり80%くらいが限界な気がします。普段は40%~60%くらいでしょうね。

積み立て投資を毎月の収入から生活費を除いた余裕資金の範囲で買い付けるのは最も楽な投資法です。仮に半値になっても生活に影響は出ませんからね。対象は長期で見るならやはり歴史的に上昇を続けているS&P500や世界株に連動するようなインデックスファンドとなるでしょう。

今回の相場で損をしても経験は残ります。私も現在進行系でFXを損切り中ですが(笑)、経験を後悔にせず反省として今後に活かしていきたいですよね。

同じようなことを言ってますが、投資初心者向けに自分なりに考えて書いてみました。


その続編です。


株の原則 邱永漢の基本法則
邱永漢
ゴマブックス株式会社
2015-08-20



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