こんにちはアラフィフ独身介護士のミノタケです。昨日は夜勤明けに都内に出向いて岡地株式会社さん主催の投資セミナー(無料)に参加してきました。しばらく前から気になっているエミン・ユルマズさんを直に見てみたいというミーハーな動機ですが(^^)

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基本的には著書の内容を踏襲したものに、現在の状況(大統領選、コロナウィルス)への考察などお話を聞くことが出来ました。主催が商品先物の会社ですから「そりゃそうか」なのですが、ゴールドや原油の話題にも時間を割いていて金鉱株(GOLD)のポジションのある私には心強い内容でしたね(^^)

申込みが沢山あったのか、後日に同内容のセミナーを東京・大阪で3月にやるみたいなので興味のある方は申し込んでみるといいかもです。

さてさて、今回はミノタケの仮想通貨のポートフォリオについて語りたいと思います。順番としては米国株のPFを先に取り上げるべきかなとも思うのですが、いたって平凡な内容だし仮想通貨についてはあまり知らない人も多いと思うので相対的に書く価値があるんじゃないか?と思った次第です(^^)

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こちらが現在の私の仮想通貨のポートフォリオです。BTC(ビットコイン)は分かるけど、他は何?という方も多いでしょう。仮想通貨市場は1月末の記事の頃より全体的に上げてきていて、資産は180万から240万ほどに増えてますね。2週間足らずで3割強の上げですからとんでもないボラですね。でも仮想通貨市場ではこれくらい割と普通にあります。マーケットサイズが小さいですからね。レバレッジなんていらないくらいのボラティリティです。

個別の話は後にするとしてミノタケの仮想通貨に参加した経緯を少し話してみます。ミノタケは2017年の5月くらいから仮想通貨市場に参加し始めました。その年のはじめくらいから「これはちょっとガチで調べ始めたほうがいいかもしれない…」とか本気で興味を持ち始めてその頃はBTCは12~14万くらいだったんじゃないかな?そこから一気に40万くらいまでイッってしまって「しまった!完全に出遅れた!!」と口座開設を待ちながら思いましたね(^^)

それで何か変わりに面白い、可能性のありそうな仮想通貨(BTC以外の仮想通貨…代替物ということでAltanative…アルトコインと呼ばれています。)はないかと物色して日本発の仮想通貨であるモナコイン(mona)を買ったのが初めての仮想通貨投資になりました。モナも当時動意づいていて50円くらいだったのがまたたく間に100円を越えてきました。「こっちも出遅れたぁ…しかたない、10回くらいに分けて買うつもりで買い下がる気持ちで買っていこう」という感じでチクチク買ってましたね。10万円分くらい買って、平均単価58円くらいでしたね。

その後、バブルのように盛り上がってBTCは200万円を突破しました。モナコインも2,000円を越えるくらいに暴騰して株式投資では経験のないテンバガー(どころではない)を初めて経験しましたね(一部売りましたが、ほとんどホールドしてます笑)。あれは気持ちの良い経験でしたね(^^)。その頃はブロックチェーン(BTCなど主要な仮想通貨の基礎設計といえる核の部分)に関する勉強も進んで「これは凄い技術だ!未来が変わるぞ!!」と盛り上がってもいたので、当時をバブルとは今イチ思えなかったですね。渦中にいるとそういう物なのですかね。

ただこれは基本的に今も変わらない考えですがミノタケは仮想通貨のマーケットサイズがあまりに小さいので「これは長い目で見て、大きくならざるを得ないだろう(そうしないと機関投資家が参加できない)」と思ってました。だから一気に急落して「チューリップバブルだ!」とボコボコに言われてる頃も「いつかは分からないけど、必ずまた浮上するだろう」と思ってました。だからその後もコツコツと買付けは続けてました。

当時の見方と違うのはBTC以外のアルトコインは9割方淘汰されてしまうだろうな…と思っているところですね。仮想通貨の爆発的増加(2000種類くらいあると言われています。)は、今の「なんとかペイ…」にも通じますが生態系の「カンブリア爆発(5億年前の生物種の爆発的な増加)」を想起させるものがあります。車メーカーの勃興期もそうですが、新しい発明、商品にチャンスとばかりにリソースが向かって競争が生まれるのは変わらない事象なのかもしれませんね。これは残るだろうと思えるのはBTC、ETH(イーサリアム)くらいで後はちょっと自信ないですね。モナコインは個人的に好き(もはや投資でも投機でもない)なのでローカル通貨でいいから残って欲しいと思ってますが…(^_^;)

このような考えの変化から買い付け先をBTCとモナコインに絞り、時々気が向いたときにXRPやXEMを買い足すといった感じになったのが2019年に入ってからくらいですか。モナコインも2000monaくらいで十分と思ってたのに気がついたら3000monaを越えてしまったのでさすがに打ち止め。「とにかく1BTC…!」と1BTCを目指して買付けを続けてました。そうしてどうにか1BTCに到達したのが昨年の11月。これ以上はアセット・アロケーション的に買い過ぎなので打ち止めにしました。

こんな感じなのでミノタケ的には仮想通貨への投資は終わっています。金鉱株のGOLDへの投資も終わったので、何かないか?と刺激を求めてネオモバイルでの1株買いとか始めてるのかも知れませんね(笑)

そろそろ各仮想通貨への解説を少ししておきましょう(^^)

BTC…言わずと知れた仮想通貨の代名詞的存在。仮想通貨(暗号資産とも言われますが、定着しませんね)≒BTCという認識の人も多いのではないでしょうか。最初にデザインされた仮想通貨だけに全ての仮想通貨の母的存在です。表裏一体のブロックチェーン技術は「ビザンチン将軍問題」と呼ばれる、情報の信頼性の問題点を解決した一大発明です。これは火薬や文字、印刷、インターネットに匹敵する革命的な発明だと思います。良く「BTCはダメだがブロックチェーンは素晴らしい」とか言う論評がありますが、最もブロックチェーンの能力を証明してるのはBTCであり、分けて考えるのはナンセンスだと思います。ライトニング・ネットワークとか細かい技術はもう全く分かりませんが(^_^;)

BTCの強みは最もブロックチェーンとして成立している(最も多くの場所…どこかしらでマイニングが行われており、停止する心配が最も低い)ところであり、それが通貨としての存在を裏付けています。当初の思惑とは別に価値としての相対的な安心感(日本円のある日本人にはイメージしにくいかもしれませんが、BTC以上にボラティリティの激しい現地通貨は沢山ある)から金や宝石同様な資産としての需要が生まれています。これについては技術的にどれだけBTCより優れた仮想通貨(あるいは別のなにか)が出てきてもとって変わるのは難しいかも知れません。

ミノタケ自身はマーケットの成長を考えるなら1BTC/10万ドルくらいには普通になるだろうと思っています(通過点として)。ただ、そこまで行くとしても上にも下にも激しい道程を経るでしょうし、ミノタケがそれまでホールドできるかはまた別の話ですけどね(^_^;)ムリナキガスルナァ…

モナコイン(mona)…私が投資する仮想通貨として堂々の2位に位置づけているのが国産初の仮想通貨であるモナコインです。モナコインはBTCの兄弟的な存在であるライトコイン(LTC)をベースとしています。仮想通貨はBTCふくめて技術的に実験と実用が同時進行しているような存在で使われながらも改良が現在進行系で行われています。そのような中でモナコインは非常にローカルな存在ながらも実際に使われている稀有な存在です(お弁当や、同人誌、サツマイモが買えたりします(^^))。ミノタケは感情移入しちゃってるので投資としてはもう考えるのは難しいですね。もう完全に趣味的な存在です。

イーサリアム(ETH)…ヴィタリック・ブテリンという若き天才がBTCの欠点を補うつもりでデザインした仮想通貨です。BTCが実用の点で一歩も二歩も他を抜け出しているのに対して、イーサリアムは技術的な深堀りというか開発が最も盛り上がっていて期待されています(正直私には凄いというほかよく分かってません笑)。BTCとははまた別の代わるもののない存在感を放っています。言ってしまうとブロックチェーンの中にプログラムを内在できるので(同様な仮想通貨は他にもありますが)、不動産取引などの複雑な権利の承継、やり取りをチェーン上でこなしてしまうなど、とてつもないポテンシャルを秘めています。気になる方は「スマート・コントラクト」などのワードで検索をかけてみると面白いと思います。

NEM(XEM)…イーサリアムよりずっと簡易にプログラムを組むことができる似て非なる仮想通貨です。BTCやETHのブロックチェーン形式(プルーフ・オブ・ワーク…POW)とは異なるプルーフ・オブ・インポータンスという独自の形式でブロックチェーンを支えています。日本で人気のある1通貨ですが、仮想通貨販売所であるコインチェックでハッキングされ、当時の価格で580億円もの流出事件が発生しました。開発は続いており、近くXEMから「シンボル」と呼ばれる通貨に生まれ変わる予定ですが、当時の価格の1/10ほどまでに信頼を失ってしまっているというのが現状です。う~ん、私もずいぶんポジションしてますけど売ってしまうかも知れません(^_^;)オソイッテ

ビットコイン・キャッシュ(BCH)…思想の違いからBTCから分岐した双子的なコインです。BTCが盛り上がれば連動して上がるかも(テキトー)。

リップル(XRP)…かなり存在を異にする仮想通貨です。ブロックチェーンとは別のシステムで信頼性を確保しており、根本的に存在が異なります。XRPは一般通貨としてよりも銀行間取引を円滑に行うための「つなぎ」の通貨としての役割を果たすことを目指してデザインされています。ミノタケも「銀行間取引の規模・金額を考えると、実現すれば1XRPあたりの価値は爆上がりだ!!」と期待したのですが、疑問も生まれて今は少しずつ売っています。幸いに買値を安く出来たので、少々ですがミノタケに利益を生んでいる希少な仮想通貨です(^^)

他の通貨は正直話題にするほどのことも(^_^;)…ALISも日本で生まれた仮想通貨ですが、もう一つ存在感を示せてないですね。Bitzeny(ZNY)はモナコインと良く似た成り立ちの通貨です(モナがLTCからのフォークに対して、BitzenyはBTCからのフォーク)。CPUでマイニングできるのが長所と言えば長所かも。個人的には応援したい通貨ですね(^^)(やはり投資でも投機でもない)

ミノタケは持ってないですがOmiseGo(OMG)も日本人が開発を主導している通貨で気になる存在です。以前本気で買おうか検討しましたが、結局買ってないですね。

私は今はBTCをメインにサブがETH、趣味でモナを持っているという感じです。他は…投資という視点では今や難しい、かなぁ?

仮想通貨は本当に色々ありますが、人に購入検討を勧められるとしたらやはりBTCでしょうか。先述してますが、ボラティリティが激しいので大きな金額は避けたほうが良いです。その分、夢はありますけどね。有名なバフェット太郎さんの言われるスタンスが心身にも良いと思います(^^)。

この時の買付けが仮想通貨投資のラストでしょうか?


この時の私の仮想通貨PFは180万ほど。2週間足らずで60万近い(33%)上昇があり得るのが仮想通貨の世界です。